富山県にある民間の自立支援塾「Peaceful House(ピースフルハウス)はぐれ雲」の理事長を務める川又直(かわまたなおし)さん。
「はぐれ雲」は不登校・引きこもり障害等で社会的な自立が困難な青少年や、ニートと呼ばれる青少年に対し、基本的な生活習慣の習得、社会的自立への助成及び相談、研修事業を行っており、テレビにも度々取り上げられています。
川又直さんご自身も少年時代を通して、都立高校の教師だった父親との葛藤があり、多くの悩みを抱えていたようです。
ここでは、川又直のwikiプロフィール!学歴経歴とはぐれ雲の口コミ評判もと題し、川又直さんについて詳しく調べてみました。
目次
川又直(はぐれ雲理事長)のwikiプロフィール
川又直さんのプロフィール、出身地や妻(嫁)と子どもについて。
プロフィール
名前:川又 直(かわまた なおし)
生年月日:1954年5月19日
年齢:66歳(2020年7月時点)
出身地:千葉県市川市
川又直さんは、三人兄弟の長男。
父親は都立高校の数学の教師で高等師範学校卒業だった為、学歴信仰が非常に強かったそうです。そのため、小学校高学年の頃から「長男は東大を出て医者、次男は東大を出て弁護士を目指せ!」 と叱咤し続けられながら育っています。
さらに親戚は、教師、役人、国鉄職員、税務署職員など“堅い”職業の者ばかりで、つねに重いプレッシャーがあったそう。
中学生時代から時刻表オタクで、内心の志望先は国鉄(現・JR)でしたが有名高校に進学。しかし、高校二年生の頃から不良の道へ。
高校卒業後すぐには大学へは進学せず、民間企業に就職し、職を転々とします。
そんなときに父親からの提案で酪農に関わったこと、そして登校拒否児問題に関ったことがきっかけとなり、現在の「はぐれ雲」を設立しました。
妻(嫁)と子どもについて
いじめなどで引きこもりの最終手段。自立支援施設はなれ雲では、農業を通じて社会復帰を自然と促している。自立するためにも環境は大事と代表の川又さんは言う。これ本当大事だと思う。今度本読もう。 pic.twitter.com/TT9Lt3Xx7D
— marimokori (@marimokori6) July 24, 2020
川又直さんの妻(嫁)は「佳子さん」。
子どもは2人の息子さんがいらっしゃいます。
佳子さんは、大手建設会社に勤めていましたが、不登校やひきこもりの若者を受け入れていた静岡県内の牧場にボランティアとして参加したことがきっかけとなり、当時牧場の責任者を務めていた川又直さんと結婚されました。
後に夫婦で「はぐれ雲」を設立しますが、川又直さんは地域の会合や家庭訪問、交渉事で外に出ることが多く、寮の生活は佳子さんが切り盛りしています。
川又直(はぐれ雲理事長)の学歴と経歴
学歴
高校:都立新宿高校に越境入学
新宿高校は東京都新宿区にある、進学指導特別推進校に指定された都立高校で偏差値は62。
卒業生は作曲家「坂本龍一」さん、官房長官「塩崎恭久」さんなど、超有名人を輩出している名門校です。
大学:静岡大学法経短期大学部(夜間)
川又直さんは、高校卒業してから5年後に大学に入学しました。
静岡大学法経短期大学部は、静岡県静岡市に本部を置いていた日本の国立大学。
併設短大という名目で法経短大と工業短大があり、これらはH11年までに両短大とも廃止・吸収され、現在では人文学部夜間主や工学部夜間主として後継されています。
経歴
高卒で民間会社就職
自動車会社に1年、食品会社にも1年と職を転々とします。一般的なサラリーマン生活が自分に向いていないと気づき始めていました。
静岡の牧場でアルバイト
父親の知人を縁に静岡の牧場(デンマーク牧場)でアルバイトをします。そこで、牛の世話をしていた先輩から教養を身につけることの大切さを学び、大学進学を目指すことに。
受験勉強のため、日本人牧師の家で間借り生活を送ることとなりましたが、同時に、当時登校拒否児と呼ばれていた少年と身近に接する体験を得ます。
そして、1984年4月に大学入学。
学業と仕事の両立
割増賃金の出る工場の夜間勤務や、歩合制の英会話教材セールス会社に勤めながら大学に通っていました。
セールスマンは性に合っていたそうで、短期間で月収40万円、50万円を稼ぐほどの若手のホープとなり、だんだんと学業がおろそかに。
そんな時に以前勤めていた牧場、(デンマーク牧場)が登校拒否児受け入れを開始し、それまでその牧師が個別に対応していた登校拒否児問題に、牧場が合宿形式を取り入れ、組織として取り組み始めたということで、川又直さんにスタッフとして声がかかり、大学を卒業後、再び静岡の牧場へ。
問題を抱えた若者の為に自立支援の道へ進むことを決心します。
Peaceful House(ピースフルハウス)はぐれ雲設立
1987年、富山市郊外の農村地帯で「Peaceful Houseはぐれ雲」(「はぐれ雲」)を設立。
「子どもを育むのは地域だ」という考えの元、自立に向かえる環境作りを重点に置き、不登校・引きこもり障害等で社会的な自立が困難な青少年、あるいは最近問題化されているニートと呼ばれる青少年に対し基本的な生活習慣の習得、社会的自立への助成及び相談、研修事業を行っています。
「はぐれ雲」は、寮生の寮費と農業による収入で川又夫妻がきりもりして運営されています。
2001年「NPO北陸青少年自立援助センター」として、法人格を取得。
2008年、社会貢献者表彰 を受賞。
2017年、厚生労働省のニート支援事業「若者自立塾」として認定。
Peaceful House(ピースフルハウス)はぐれ雲の口コミ評判は?
【#もみの家 情報🌿】
昨日付の朝日新聞富山版の連載「はぐれ雲にのって」に #坂本欣弘 監督のインタビューが掲載されました✨はぐれ雲とは製作にあたり取材させて頂いた富山にある自立支援施設のお名前。作家の #乃南アサ さんもこの場所を舞台にした「ドラマチックチルドレン」を出版されています pic.twitter.com/lgrex9bs2c— ビターズ・エンド 公式 (@BittersEnd_inc) July 3, 2019
はぐれ雲、本当に、いいとこだった。
寮生もスタッフもだけど、みんなあんなにまっすぐで、素直で、うまく言えないけど、周りの普通に学校行けて働けてる人たちよりよっぽどいい顔してる。
そんな人たちばっかりのところに行ったのは、たぶん初めてだった。— ちい (@6_voh) September 16, 2017
Peaceful House(ピースフルハウス)はぐれ雲の基本情報
施設名 | NPO法人 北陸青少年自立援助センター 「Peaceful House はぐれ雲」 |
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理事長 | 川又 直 |
所在地 | 〒939-2204 富山県富山市万願寺144 |
電話番号 | 076-467-0969 |
FAX番号 | 076-467-3597 |
メールアドレス | info@haguregumo.jp |